2016年06月28日(火) 
久々のアップです!
今日は、県の離島交流促進事業のはなしです。
と言っても、私は受け入れ側の方です。
私は、さるかの里という団体に所属して、
修学旅行生や離島交流促進事業で訪れる小学生の受け入れをしています。

先日、宜野湾市から小学5年生の受け入れを行いました!
そのプログラムは、おやつづくりもあれば、
イムギャーマリンガーデンでの海の生き物観察もあり、
また家族みんなで宮古凧をつくり、凧揚げ大会をする、
という内容のこゆ~い2泊3日でした!

どの体験も、都会っ子の小学生が皮がむけていくように
逞しく、成長していくのを感じました。

凧揚げ大会で、ちょっと忘れられないような出来事がありました。

大会終了後、同じく民泊体験中の別のグループの少年が、
うちの息子にお菓子の包みを握りしめた手を差し出すのを見ました。
息子が手を伸ばすと、
「お菓子じゃねえよ。」、
と、指先から小さな緑の物体を渡していました。


その少年は、体験学習中も単独行動をして事務局の人に叱られるは、
クラスメイトにもうちの民泊生にも暴言吐きまくるわで、
あ~、うちの民泊生だったら大変だったなあ。
って見てきた少年でした。


お菓子を渡すふりして変なの渡して、息子がからかわれた!
と思った私。
ぐわっしぃと、その少年を捕まえて
「なに?なに?どういう意味~?」と聞いたら、
「サングヮァー」と少年は答えました。
「な~にそれ?」
「お守り」
「え~?なんで~?」
「ライバルだから。」
その時、初めて息子の手にある物体を見ると、
ススキの葉を小さく三角形に結んだものでした。

「あ~~!蛙やっさ~!」
私の手をくぐり抜けて、少年は蛙に飛びついて、
そしてまた先生らに怒られていました。

狐につままれたような気持でした。
確かに、少年のグループとうちの4人組プラス息子グループは
競い合うように凧を飛ばしあい、 少年も上手で、うちの息子も上手でした。

少年より高く上がると喜びはしゃぐうちの4人組に、
ちょっと書けないような言葉を羅列して少年は怒鳴ってもいました。

だけど、うちの息子をライバルとしながらも、
最後は彼なりの考えがあって、思って、お守りを息子に贈ったのです。

うちで体験中の小学生4人組に
「サングヮァー」なるものについて聴くと、
「あ~、これ弁当なんかに入れるさ」
「魔除け、だよね」
と教えてくれました。
少年について、何気なく聴いてみた。
「学校でいっちばん問題児」
「暴れん坊」
と返事がかえってきました。


少年は、私のうがった考えに気が付いていたことだろう。
情けないやら恥ずかしいやら、
申し訳なくてなりませんでした。

こんな風な大人の偏見や色眼鏡が、
子どもの成長や心を閉ざしてしまうんだ、
と深く深く反省することひとしきりでした。

受入側として思うのは、
年々、子ども達の質、というか、変わってきているな、と感じています。
年々、闇を抱えている子、というか、難しいな、って感じる子が増えてはいます。

が、どんな子にも、自分の子どもと同じように接していきたいですね。


さて、少年ですが、
離島式で会えたので、お礼を言って、少し色々おしゃべりもしました。

どの子も、宮古島での体験が、生きる力になってほしいなと願います!

閲覧数1,381 カテゴリ日記 コメント8 投稿日時2016/06/28 11:14
公開範囲外部公開
コメント(8)
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  • 2016/06/28 15:42
    ブログ、拝読しました!
    なかなかええヤツですね、そのライバルくん。
    真っ直ぐに生きたいのに、なかなか大人がそうさせてくれない中、宮古島での体験が彼を少し素直にしてくれたのでは。そんな感じがします。
    実は我が家の次男も、中高と問題児でした。登校拒否、夜間徘徊、悪いグループと付き合って、親の言うことなど耳も貸しません。
    でもそれが、全寮制高校での素晴らしい先生のおかげでみるみるしっかりしてきました。環境が変わると人も変わる。もともと男気のあるよい子でしたから、その後はおかげさまでよい人たちに巡り会えて、しっかり社会人になっています。
    少しだけライバルくんと次男をタブらせてしまいました。
    次項有
  • 2016/06/29 20:51
    > こたつねこさん
    こたつねこさん、の息子様、そうだったんですか~。
    子育ての悩みも尽きないのに、他所様のお子様を1泊なり、2泊なりお預かりするのも、やはり悩みはつきません。
    宮古島での体験が、少年の心を少し素直にしてくれたのでは、
    そうだったら、本当にいいなあ、って思います!
    次項有
  • 2016/06/29 14:46
    チャオさん
    砂川さん、こんにちは。
    自分自身はつい3か月前まで、大学で教育学部に所属していたので、子どもと接することが多かったのですが、本当に今はいろんな子どもたちがいることを実感していました。
    自分の思っている事や気持ちをなかなか素直に表現できない子、自分のことに目を向けてほしいという気持ちから他の子どもについついちょっかいを出してしまって先生に怒られてしまう子ども。

    大人側からすると、子どもたちの言動や行動をそのまま受け取ってしまうことが多いかもしれませんが、その裏側にあるその子たちの気持ちを感じ取ってあげることが本当は大切なのかもしれないと砂川さんの記事を読んでいて感じました。

    きっと、ライバルくんも最後に砂川さんとお話ができて、本当に有意義な離島体験交流促進事業になったのではないかと思います。

    ちなみに、お菓子づくりはどのようなお菓子を作られたのですか?
    次項有
  • 2016/06/29 20:55
    > チャオさん
    子どもって、面白くて、難しくて、へっちゃらそうで、繊細で、
    子どもを通して私も日々、色んなこと考えます。
    お菓子は、今回は定番中の定番ですが、
    「サーターアンダーギー」=宮古口で「サタパンビン」です!
    沖縄の子だと、定番すぎるからいつもだったら、あえて避けるのですが、
    今回の子たちは、誰も作ったことがない、というものですから~。
    因みに、いつもは、フーちゃんぷるの材料の車麩を使って、
    フレンチトーストを作ります~!
    次項有
  • 2016/07/03 11:21
    紫の上さん
    ほんま、いい話や。。
    子供の心、早いうちに良い方向に持っていってあげると、悪い大人にはならないかもしれない。。
    私自身、母とずっと確執を持ってきた人間ですが、父のおかげで曲がり曲がり曲がりながらも、なんとかすくすく育ちました。(笑)
    たくさんの経験をして、子供たちがたくさんの選択肢の中で自分で自分の道が見つけられるように、大人はちょっと手を貸してあげるくらいでよいのかもしれません。問題児の子も、良い導き者に出会うとよいですね。(^^) 今回の宮古島体験は、きっとその子に大きな思い出と出会いと、そして少し前に向かう心をともしてくれたのではないでしょうか。さすが葉子さんだ!

    この文章、もしよければ、四街道の子ども記者をやっている大人スタッフ(大学生や社会人)のクローズな場所で紹介しても良いでしょうか。
    次項有
  • 2016/07/19 15:30
    > 紫の上さん
    とっても返信が遅くなって、すいません!
    はい、紹介していただけたら嬉しく思います!
    そう、紫さんの仰る通り、ちょっと手を貸してあげるくらい、
    が良いんでしょうねえ。
    でも、それが難しいですよねえ。
    最近は、出し過ぎ、が多いかもしれませんね。
    私も子育て真っ只中、その辺は本当に悩みが多いです~
    次項有
  • 2016/07/04 08:26
    いい話ですね。ライバル君はサングワァーをお母さんやおばあちゃんがやっているのを見ているのかな。
    私もちょっとした言動でも子ども達の成長や気持ちを見逃さないようにしたいです。
    次項有
  • 2016/07/19 15:32
    > やすりんさん
    サングワアーに、お母さんやお婆ちゃんのやさしさを感じているんでしょうねえ。
    子どものきもち、忙しさでついついスルーしがちなところもありますね。
    悩み多いです~。
    次項有
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