2016年09月02日(金) 

みなさん、こんにちは!
報告が遅くなってしまったのですが、先日、ネギさんとともに粟国村の地域おこし協力隊の方に取材をさせて頂いた際に、粟国村の大きな行事「ヤガン折目(ウユミ)」に参加させて頂きました!

「ヤガン折目」とは、、、

毎年、旧暦の6月24日、25日、26日の3日間を通して行われる「祭り」です。

最終日には、一般の人たちも参加し健康祈願や、子宝祈願を行う日となっており、村民をはじめ多くの観光客が訪れるそうです。また、夜には奉納相撲や余興が行われる。

 

ヤガンウユミでは、松尾御嶽のイシダイの木の葉をカーブイ(冠)として利用しています。

〈旧暦6月24日〉

午後5時頃、各区長、各原組のヤトゥィ(雇)は祝女と共にエーガー拝所に集まり、山の神のお迎えをする。

〈旧暦6月25日〉

午後7時頃、東の両ヌル、西のスイミチジ、以下の神人、二ィブトゥイ神、ヤトゥイ〈雇〉、各区長が大中の火ヌ神の祠前に集まり、ヤカン神の来臨の御礼と翌日の折目の案内と無事終了を祈願する。また、東と西の神々が同時に前に出て、同時に祈願して終わる。

 

〈旧暦6月26日〉

午前10時頃、始めますという朝のウンヌキグト(お願い事を伝える申し開き)が始まる。年中行事の中で盛大な神事であり、老若男女がイビガナシーに集まり健康の祈願をする。

 
                ー由来ー

 

その昔、島の北側の野厳原(ヤガンバル)で毎年6月(旧暦)になるとそこに居る荒ぶれた神様に畑の作業にきた人々が襲われたりしたそうです。

困った島の人々は、沖縄本島北部の今帰仁城の王様に何とか治めてくださいとお願いに行きました。王は家来の平敷大主(へしきうふしゅ)にこの荒ぶれた神を治めるように命じました。

平敷大主はバーイ(干し魚)、粟や酒(ミチ:ソテツの実を発酵させたお酒)を準備させ島のノロ(神人)達と一緒にその荒ぶれた神をヤガンバルから拝所のイビガナシーまで誘い出し、用意したバーイやお酒でもてなしました。

その後この荒ぶれた神様も島の人々に悪さをしなくなったそうです。

それで、毎年旧暦の6月24日、25日、26日は、神を鎮める祭り「ヤガンウユミ」が行われてきました。

もともと「ヤガンウユミ」は神を鎮める祭りでしたが、現代は、島の繁栄と人々の健康祈願が主なようです。

※なお、「ヤガンウユミ」の由来は、村誌を始め数説あります。本由来は、粟国村発行「広報あぐに」より抜粋しました。

○所感○

沖縄へ来て、初めてこのような祭事を見学させて頂いたのですが、神聖な雰囲気を感じつつも貴重な体験になりました。
また、「ミチ」も飲ませて頂いたのですが、なんとも言えないような味(少し苦いような)でした。
時代の流れによって、地域によっては後継者不足の問題から、伝統的なお祭りがなくなってしまったりすることをよく耳にしますが、そういったお祭りこそ、しっかり受け継いでいかなければならないのだと、改めて感じました。もちろん、簡単なことではないと思いますが。

新しいものを取り入れることももちろん大切なことだとは思うのですが、残さなければいけないような古くからあるものを守っていくことも大切なのだと感じました。


閲覧数4,922 カテゴリ日記 コメント9 投稿日時2016/09/02 16:23
公開範囲外部公開
コメント(9)
時系列表示返信表示日付順
  • 2016/09/03 14:15
    ネギさん
    ヤガンウユミは戦時中一時途絶え、戦後また復活を遂げた伝統ある島の祭祀との事
    行事を司る事が出来るのはノロのみという環境での継承は簡単な話ではないと重々承知しているけど、島の宝を守り、100年先にも残るよう願うばかりです
    次項有
  • 2016/09/03 22:24
    鉛筆チャオさん
    > ネギさん
    本当に貴重な祭事を見学することができてよかったです!
    今後も残るよう願うばかりですね。
    自分たちは人に伝えるということで、微力ながらお手伝いできるのではないでしょうか。今後も沖縄各地の祭事についても見学することができたらいいですね。
    次項有
  • 次項有コメントを送信
    閉じる
    名前 E-Mail
    URL:
■プロフィール
チャオさん
[一言]
はじめまして。チャオです。 これからよろしくお願いします。
■この日はどんな日
書き込みはありませんでした。
■最近のファイル
■最近のコメント
■最近の書き込み